スタッフブログ

  • 2023.07.10

    縫製について

    不織布やポリエステル素材のエコバッグでよく使われる縫製方法をご紹介したいと思います。

    ■裏返し縫製


    直線に縫製をして、最後に裏返して仕上げます。最もシンプルな縫製で、主にマチのない平袋タイプや底マチタイプの折り目部分に使われることが多いです。

     

    ■アウトステッチ


    折り目を外側から直線で縫い上げる縫製です。折り目がピシッとまっすぐになるので、見た目もよくきれいな仕上がりになります。

     

    ■バイアス縫製


    折り目部分を外側からバイアステープで包み込み挟んだ状態で外側から縫製します。強度もアップし見た目も美しいです。

     

    ■十字縫い


    本体部分に持ち手部分を縫い付ける際の縫製方法の一つで、結合部分を十字に縫製することで強度をアップすることができます。

     

    ■共生地


    縫製方法ではありませんが、本体と持ち手に同じ生地を用いることを「共生地(ともきじ)」と言います。一体感が出ますし経済的です。

     

    オリジナルで作成する場合には、縫製方法もこだわることができます。安価にしたいのか、高級感を持たせたいのか、またステッチの糸の色を変えたりするとよりオリジナル性が高くなります。

    様々なタイプのサンプルをご用意しております。ご相談は営業までご連絡ください

     

  • 2022.07.19

    エコバッグに印刷!その1

    遠藤 尚人TOPIC

    皆さん!遠藤尚人のブログ第3弾です。
    新型コロナウイルスの影響も徐々に収まりを見せてきていると思いますが、
    最近になり、また7波がきているというニュースをよくみます。
    8月は世間的にも、個人的にもイベントがたくさんありますので、大きくならないことを祈っております。

    イベントの開催が増え、エコバッグなどの商品のご注文件数も増えてきました。
    エコバッグに企業名を名入れする際によく使われる「シルク印刷」をご紹介したいと思います。

    〜シルク印刷とは〜
    シルク印刷とは、版板(スクリーン)にインクをつけて印刷する方法です。スクリーンの素材は、ナイロンや樹脂であり、小さい穴があいています。昔は絹の素材だった為、シルク印刷という名称がつけられました。

    〜シルク印刷のメリットとデメリット〜
    ○メリット
    ・対応できる素材が多い
    シルク印刷は、プリンターとは違い、布や陶器、ガラスなどさまざまなものに印刷ができます。
    ・小ロットに向いている
    シルク印刷をするには、版板を作成する必要がございます。
    版板を作成にはコストが発生いたしますが、印刷代には台数がございませんので、枚数が少ない程、印刷代が安くなります。
    ○デメリット
    ・印刷に時間がかかる
    シルク印刷は1枚ずつ手作業で印刷をしていくので、印刷には時間がかかります。また、印刷後には乾燥させなければならないため、その分の時間が必要です。
    ・グラデーションなど、印刷に制限がある
    シルク印刷は色別に版板を作成するため、使用する色の数の版代が発生致します。また、1色に1つの版を使用するため、色が混ざるグラデーションの印刷はできません。

    〜シルク印刷の手順〜
    ○版板とインクの作成
    弊社宛に入稿をしていただいたデータを型屋さんに入稿を行い、版板を作成します。
    印刷に必要なインクを作成していきます。デザインを考慮して、インクを正確に調合致します。

    ○印刷
    印刷をするものに、版板をのせ、インクを流して行きます。
    一定のスピードで均一な圧力をかけるのがポイントです。
    インクがのった後は、そのまま乾燥させて完成です!

    今回はシルク印刷について、お伝えをさせていただきました!!
    印刷は奥が深く、印刷物の素材が変わるだけで印刷方法が変わってきます。
    また、印刷について、ご紹介ができればなと思います。

    雨が続き、蒸し暑いですが、体調に気をつけて、頑張っていきましょう!

  • 皆さん!遠藤尚人のブログは前回の初めての投稿に続き、第2弾になります。
    3月に入ってからは、外が意外と暖かく、営業で動き回っていると、暑さを感じる季節になってきましたね。
    今回は暑さに因んで、
    意外と知らない「コットンバッグ」の厚さをご紹介させていただきます。

    まず、コットン製のトートバッグは、
    オンス(oz)という重さの単位で厚みを示しております。
    1オンスは1平方ヤードに対して約28kgになります。
    薄い生地は「シーチング地(3.5〜5oz)」、
    厚みのある生地は「キャンバス地(6~14oz程度)」と呼びます。

    次は生地の種類の紹介です。
    ・シーチング(3.5〜5oz) 薄手生地
    ※(5ozは厚手コットンともいいます。)

    低価格なコットンバッグは、ほとんどが「ジーチング地」になります。
    イベントや展示会など、A4サイズの資料やカタログ入れとして配布するには最適です。
    ただ、生地が薄いので、基本的には、中が透けてしまいます。

    ・ライトキャンバストート (6~8oz) 中厚手生地

    シーチングより中身が透けないようにしたい場合はや、シーチング生地だと薄いが、少しでも価格を抑えたい方には、ライトキャンバストート(6〜8oz)生地がおすすめです。
    シーチング生地よりは厚手なので、幅広く使用していただけます。

     

    ・キャンバストート (10~14oz) 厚手生地 
    ※(14ozは厚手キャンバストートともいいます。)

    帆布(はんぷ)と呼ばれるとても厚みのある丈夫な生地です。
    厚手なので、しっかりとしており、丈夫です。
    私生活などでもマルチシーンで使用ができるアイテムとして人気です。
    透け具合は、ほとんど中身が透けません。

    今回の記事を見るまでは、あまり「コットンバッグ」 の厚さや透け具合を気にしていなかった方が多いのではないでしょうか。

    その他、ご要望に沿ったご提案をさせていただきますので、
    お気軽にお問い合わせください。

     

  • いつもエコバッグネットをご活用いただきありがとうございます。

    今年からエコバッグネットのブログを担当させて頂きます、
    エス・ユニット株式会社の遠藤と申します。よろしくお願い致します。

    私は入社して、日が浅いので、このブログと共に、
    エコバッグの知識を増やしていきたいと思います。

    今回は初めてのブログ作成になりますので、「エコバッグ」について、書かせて頂きます。

    「エコバッグ」とは環境活動(エコロジー)から生まれたバッグのことを言います。スーパーやコンビニエンスストアなどで当たり前のようにもらうレジ袋は、毎日膨大な量が消費され、風などで飛ばされ海水へと流れつきます。流れ着いたレジ袋は水中ではクラゲが泳いでいるようにみえることから、ウミガメなどが餌と間違えて飲み込んでしまい、死に至らしめてしまいす。これはウミガメだけではなく、クジラなどの大型の海水生物でも起こり得ることです。そのような海水汚染は私たちの経済や生活にも影響を及ぼすため、レジ袋を含む、プラスチックごみは世界で早急な対策が必要であるとされました。その一つの対策として、レジ袋の代わりとしてエコバッグが広く普及するようになりました。2020年7月から始まったレジ袋有料化も対策の一つです。

    「エコバッグ」は、それまでの買い物袋=使い捨てというイメージと変わって、コンパクトに畳めて持ち歩きやすいなどの機能性をもつ袋として、マイバッグ(自分専用)を持参し、毎日のお買い物を楽しくする、そして環境にやさしい、自分専用の買い物袋というイメージになりました。

    最近では、お年賀やイベントの記念品など、お渡した後にお使いいただけるオリジナルのエコバッグが増えてきております。

    弊社では、環境にやさしい「オーガニック」素材など、たくさんの素材のエコバッグを取り扱いがございます。

    近年ではSDGsをはじめ、人々のエコに対する意識、関心も高まってきており、エコバッグを持って買い物に行くことは、最も身近なエコ活動のひとつといえます。

    その第一歩としてエコバッグの活用をぜひ検討してみてください。

      

    ※上記のSDGsの目標はエコバッグを使用した際に達成と想定される目標になります。

  • フェアトレードってご存知ですか?
    日本を含めた世界の国々は、途上国で作られた作物や製品を安価で輸入して販売しています。

    しかしこの安価を実現するために、途上国では正当な対価が払われなかったり、生産性を上げるために必要以上の農薬を使って労働者の健康状態を害してしまったり、環境に負荷をかけたりということがあります。

    生産者が美味しい食べ物や良質なものを作り続けていくためには、生産者が安心して働き続けられる環境を作っていくことが大切でです。

    安心して働き続ける環境には、生活水準の向上、健康への安全性担保、地球に優しい環境づくりも含まれてきます。

    フェアトレードとは直訳すると「公正・公平な貿易」。途上国の生産者が安全で安心して働ける持続可能な環境をつくり、労働者の生活改善と自立を目指す取引の仕組みです。

     

    フェアトレードにはコーヒーやカカオなどの食品からコットンなど様々な品目の貿易があります。

    その中でもコットンは、エコ素材と思われている反面、その生産性を上げるために途上国で過度な農薬使用による労働者の健康被害、環境負荷が問題となっています。それに対し国際フェアトレード基準では、危険な農薬の使用制限に加え、生産者への価格の上乗せも求められます。それにより生産者の生活水準の向上、労働環境の整備などにお金が使われるようになります。

    弊社でも一定の基準を満たした栽培地、工場で作成されたフェアトレードコットンバッグを取り扱うことができるようになりました。

    ■フェアトレードコットンキャンバストート(M)
    https://eco-bg.net/item/fair-trade-cotton-canvas-tote-m/

    ■フェアトレードコットンキャンバストート(S)
    https://eco-bg.net/item/fair-trade-cotton-canvas-tote-s/

    ■フェアトレードコットントート(M)
    https://eco-bg.net/item/fair-trade-cotton-flat-tote-m/

    ■フェアトレードコットンフラットトート
    https://eco-bg.net/item/fair-trade-cotton-flat-tote/

     

    こられの商品には、フェアトレード認証マーク入りのタグが付けられています。

     

    多少価格は高くなりますが、せっかく作るならより社会的に認知されたフェアトレード規格で作ってみてはいかがでしょうか?関わるかた全てが生産者のこと、地球のことに想いをはせてもらえるよい機会になるのではないでしょうか?

     

  • レジ袋が有料になって4ヶ月が経とうとしてますが、エコバッグを持ち歩くという新しい習慣が身についてきた方も多くなってきたように見受けられます。スーパーの会計を見ていてもサッとマイバッグを出す方が本当に増えてきました。

    これからはエコバッグもTPOに合わせて使い分けるようになってくるかと思います。

    その陰でエコバッグメーカーはこのニーズに答えるべく生産をしていますが、まだ追いついていない状況があります。特にそれが顕著なのが、折りたたみが可能なエコバッグです。

    そこで、折りたたみが可能なエコバッグを新たに追加いたしました。

     

    ■たっぷりマチのコンビニエコバッグ

    コンビニのお弁当をそのままスポッと入れられるマチ広タイプです。内ポケットがついていて小さなものを収納することも可能で、畳んだ際はここに本体自身を収納してコンパクトになります。

    たっぷりマチのコンビニエコバッグ

    ■くるくるたためるマイバッグ

    上記の「たっぷりマチのコンビニエコバッグ」より大きく収納力もあります。くるくるたためるので小さくなって持ち運びに便利です。

    くるくるたためるマイバッグ

    ■たためるビッグエコバッグ

    さらに大きなサイズのエコバッグです。通常の買い物はこれで十分です。カラーも6色展開でお好きなカラーをお選びいただけます。くるくるたたんで小さくして持ち運べます。

    たためるビッグエコバッグ

     

    まだまだ在庫が不安定ではありますが、随時入荷してきております。

    ご希望のサイズ、カラーが見えましたらまずは在庫確認をお願いします。入荷情報など含め回答させていただきます。

    オリジナルロゴなどをプリントして「喜ばれるノベルティ」を作成してみてください。

     

     

  • 最近、「ネオプレンバッグ」が有名セレクトショップなどでも扱われるようになり目にしたことのある方も多いかと思います。

    「ネオプレン?」と思われたか方、こんなバッグです。

    引用:https://www.buyma.com/item/30467433/

    ネオプレンとは米デュポン社が開発した「クロロプレンゴム(polychloroprene)」の商品名とのことです。ウエットスーツなどに使われている素材といえば分かるかと思います。耐候性、耐熱性、耐油性、耐薬品性に優れているとのことです。ウェットスーツに採用されるくらいなので防水性もありますね。そしてなにより軽くてクッション性もあり自立する点もバッグ向けかと思います。

    拡大するとこんな素材です。

     

    今回、お客様のリクエストによりこちらのネオプレンでバッグを作成いたしました。

    持ち手には柄が入った太め芯入りのスピンドルひもで手に持つ部分から底までつなげてぐるっと1周させてアクセントとしています。

    ひもを出す穴の部分もしっかりと補強素材を入れる念の入れよう。

    口部分もしっかりとパイピングして補強してます。

    ここまで来るとその辺で売られてるバッグと変わらない品質です。

     

    生地の色もお好きな色で選べますしひもについても赤や青もご用意できます。

    作成したのは弊社の提携中国工場で納期は約2ヶ月。

    印刷はシルク印刷が一般的です。

    カタチ、持ち手、その他の装飾などこだわりのネオプレンバッグで他と差別化を図ってみてはいかがでしょうか?

     

    具体的な費用などお知りになりたい方はお気軽にお問い合わせください。

     

     

  • スーパーやコンビニ、トラッグストアに買い物に行く際に持ち運びに便利な折り畳めるバッグを一つのカテゴリーにまとめました。

    会社帰りに買い物をする場合などに備えて、常に折りたたんだショッピングバッグを持ち歩く、通勤バッグにはもう一つの折りたたんだマイバッグを入れておく、という習慣を身につけていきたいですね。

    レジ袋の有料化まであと1ヶ月程度です。

  • 新型コロナウィルスの影響がまだまだ続いている日本ですが、みなさん体調など崩されてはいませんか?

    自粛疲れの声も聞かれますが、私たちは経済活動を継続し新しい生活様式を取り入れつつ、知恵とテクノロジーでこの未曾有の危機を乗り越えていかなくてはなりません。

    そのような皆様に少しでもお応えできないかと「コロナに負けるな!」キャンペーンをはじめました。

    初回にかかる版代を無料とさせていただきます。期間は今年の8月末まで。

    このような状況でもレジ袋の有料化は待ってくれません。マイバッグを推進していただければ幸いです。

    今後ともよろしくお願いいたします。